マタハリクとは?
2002年3月に日本のメンバーとインドネシアのメンバーによって立ち上げられた団体である。
今まで障害者の方を普通といわれている人は知らないで育ってきた。しかし、それはお互いにとり、とても不幸な事である。マタハリクは障害のある人ない人共に障害に興味関心を持ち、インドネシアの障害者のために活動したいという意思を持ったものたちが集まって作り上げている団体である。大学で障害に関心がある学生や、フランスの先生や学生、日本の先生や学生が集まり、お互いに共鳴し学び合い共感して成り立っている団体である。現段階では資金はないが、お互いの能力を出し合って様々な企画を打ち出し、実行しそのことにより障害者がこれだけの可能性を持っているということを社会に知ってもらおうとするものである。また、活動によって得た利益などは障害を持った子ども達の教材や玩具に充てられている。
WHY
IS MATAHARIKU?
インドネシアには多くの問題がある。普通の人々の発達に対し、ろう者は多くの問題によってその発達が遮られる。
ろう者の親が子どもに対して興味を抱かない
ろうの親による過保護
貧困/低所得家族
財政上の支援の不足
ろうに対してのサービス、支援の不足
ろう児を持つ親に対しての情報提供の不足
情報不足や自己決定力の不足
精神力の弱さ(わからないということが当たり前になっていく)
自分が尊い人間という認識の低さ
おせっかいな健聴者による自己決定力の不足
社会や両親の手話への悲観的な方へ認識している。なぜなら、未だにろう手話を使うことについて考える機会を持たない
ろうには高い壁が強いられている、社会において彼らの教育を受ける権利そして、社会の人間関係において、教育、職業において平等ではなく、その影響を大変受けやすい
WHO
IS MATAHARIKU?
インドネシアでのろう教育は効果的でなく、発展的ではない。インドネシアの政府は政治が各地独立している為、政治問題に対し不透明である。ろうの問題と他の障害に対する問題を混ぜているため、ろうに対しての指し示すガイドラインが必要である。
ろう学校によって以下の問題に遭遇する。
質の不足/能力のある先生
一部の先生による無関心
学校の授業料が高い
学校での驚きや、発想豊かさを供給しなければならない
カリキュラムは最初に述べたようにしばしば遅れることがある
大学の教育においても、励ましや支援がなく、能力のある人間指導者と通訳者が不足している
最良の教育方針を求めに対して打ち出さなければならない。ろう者に対する興味を政府は社会に与え、広げなければならない。 効果をあげることではなく、情報の供給不足によって行動を起せなかったのである。ろう者に対する方針を実行するにあたって今まで何の支援もなかったのである
VISION
多くのろう者は自分に対する自信の中で人生を受け入れて、ろう個人として自立していくことが出来るのである。一般的な可能性のとして国や社会は人々が認識することで進歩し、ろうについて考えろうについて認識することが運動となると考える。
MISSION
ろう者の成功したモデルを参考として与えることによって社会でのろう者のやる気を活動的にする事が出来る
社会の中でのろう者に対する差別を無くす
情報を提供しお互いに受け入れていくことで親、先生、専門家、社会のろう教育関係者、社会面の報道、ろうの仕事、ろうの福祉など多くの支援を受けることが可能になる
社会参加型のマタハリクグループは聾学校にボランティアとして訪れ、その他にも活動を行っている
活動履歴
2001年12月 | 聾学校
(ジョクジャカルタ) |
日本から岩井真里子、羽田恵理、小島展子が参加。日本の聾教育の現状紹介 |
2002年4月〜6月 | 聾学校
(ジョクジャカルタ) |
ボランティアプログラムとして坂本知加良が滯在 |
2002年5月4日 | イシロホテル
(ジョクジャカルタ) |
「セミナー ジョクジャカルタ
2002」
高村真理子さんを迎え、セミナーを開催 |
2002年8月 | 聾の子を持つ小島朝子さんが講演 | |
2003年1月〜12月 | ジョクジャカルタ | 坂本知加良が約1年間の予定でボランティア活動 |
2004年12月28日 | ジョクジャカルタ | チャリティーショー A Letter To God 開催 |
今後の活動内容
今年のマタハリクのボランティア活動はドゥリアマヌンガル (Institute of Research, Empowerment and Development for People with Different Abilities)
という組織と共に仕事をしている。この組織はインドネシアで有名であり、且つ準備が整っている組織である。マタハリクはいくつかのプロジェクトがあり、まず障害者施設を設立する予定である。これは親や障害を持つ子どもの対話や関わることで多くの援助をし、共に彼等の問題を共有することで、このセンターはいくつかのサービスを提供することができると考えている。
役割
・情報施設:情報を載せたお手紙、本、ポスター、視覚的機器、など。図書室のような空間を考えている。<特に>異なる能力を持つ方(障碍者)の問題に対するもの、一般的に人間味溢れるもの。
・障碍者によって作られたパフォーマンスアートを1年に一度、大学やマリオボロ通り、会館で行う。
・公共の市場でアートフェスティバルを行い、社会の中でのろうの問題を広く紹介する。
・全ての人による相互作用として、教育、楽しく論じ合う場、ワークショップ、セミナーなどを開催する。
・障碍者の問題についての公共紙。
・障碍者についての良いイメージを供給し、自覚後の障碍者についての良いイメージを比較する。
・障碍を持つ子どもの遊びの場(施設)を設立する。
・手話クラスを作り、子ども達に手話を教える。
対象者:活動者、生徒たち、外国の障碍者、市民、ボランティアの方々
場所:インドネシアの古い(伝統的な)家
店:売るための台、代わりとなる市場、アートショップ、スタジオ、カフェ
企画:商品:Tシャツ、ジャケット、帽子、マグカップ、ピン、ステッカー、キーホルダー、鞄、ポスター、ポスとカード、玩具、文具 など。
障碍者が生産したものとして、本、カフェ、インターネットカフェなど。
最終目標:
障碍者がどのように素晴らしい可能性をもっているか人々に理解をえる
彼等に混ざり合うことで、障碍者に対して共感してをえる
社会の中で多くの差別なく、障碍者と障碍がないといわれる人が混ざり合って行くこと